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鷲巣麻雀
>鷲頭麻雀は、通常の麻雀と違い、1種4牌のうち3牌までが透明になっています。
>さらに、山は積まずに、盲牌防止のために手袋をはめて中央の穴から2枚ずつ取り、親が14牌、子が13牌になるまで引いたら配牌完了となります。
>まずは手袋をはめて、卓中央の穴から2枚ずつ牌を取り、通常の麻雀ルールと同じように親であれば14枚、子であれば13枚揃うまで取り、配牌を行います。
>ヤマが積まれない為、配牌が完了した後に親が中央の穴から引いた牌がドラ表示牌となります。
>カンドラや裏ドラについても同じように中央の穴から持ってきた牌が表示牌となります。
>役や翻などの点数計算に関しては同じですが、捨て牌が合計70枚になった時点で流局となります。
> 「鷲巣麻雀編」で設定された、「アカギ」作中におけるオリジナルの麻雀ルール。基本的なルールは以下の通り。
>・面子は鷲巣と対戦者が対面同士、そしてそれぞれのサポート役が各1名ずつ下家に入って計4人。2対2のタッグ戦となるため、互いにサポーターとの間でのコンビ打ちが認められており、責任払いも無し。
>・同種牌4牌中3牌がガラス牌で、伏せられていてもその牌が何なのか全員に分かるようになっている。逆に、非透明牌は1種1牌だけなので、対戦者及びサポーターの手に非透明牌があれば、ライバルが同じ非透明牌を持っていたり、ツモられずに穴の中に埋もれている、ということはあり得ないと推理できる。
>・洗牌は半自動卓で行われ、山は積まず配牌やドラ、ツモ(リンシャン牌含む)は卓の中央の穴から取り出す。盲牌を防ぐため皮の手袋を右手に着用する。ドラ表示牌は卓の隅に設置された、牌を4個(アニメ版では5個)まで収められる専用の台に置かれる。
> ・配牌の後に親がもう一牌引き、その牌をドラ表示牌とする。単行本17巻第149話以降はドラ表示牌を最初に引いた後に配牌を行っている。裏ドラや槓ドラはそれぞれ通常の麻雀と同様のタイミングで引く。槓ウラがあるかどうかは不明(作中で槓ウラは一度も発生しなかったため)。
>・山がないことによる不要な混乱を避けるため、 暗槓・明槓がいくらあろうと、捨て牌の合計が70牌で流局。
>・複数同時ロンは頭ハネ。これにより、例えば鷲巣が対戦者に対して直接ロンしても、鷲巣の上家である対戦者側サポーターも同時にロンした場合、鷲巣のアガリは無効となる。
>・鷲巣は現金、対戦者は血液を賭ける。レートは通常血液10cc=10万円=1,000点で、持ち点は各20万点(成人男性の平均的な致死失血量が2000ccのため)。血液は和了時や半荘終了後の精算時、点数に応じ取り戻す事が出来る。
>・鷲巣と対戦者の間で直接点棒の授受があった場合、その場で点棒相当の血液または現金を授受する特殊な祝儀が存在する。ツモやロンなどの通常のアガリによる点棒移動はもとより、出したリーチ棒が結果的に鷲巣または対戦者に渡った場合も含まれる。チョンボやノーテンによる罰符も同様。
> ・罰符についてはノーテン・チョンボいずれの場合も通常の点棒支払いに準じる。ノーテンの場合、仮に鷲巣と対戦者のサポーターがテンパイしていて対戦者がテンパイしていない時はサポーターとの授受を優先できるため、支払う義務は無い(逆の場合も同様)。
>・2万5000点持ちの3万点返し。半荘終了ごとに精算となる。終了時それぞれ10-30の順位ウマと、トップにはオカとしてさらに2万点が加算される。そして、鷲巣と対局者との点差に応じ、血や金を支払う。生き残るか鷲巣の持ち金を全て奪えば対戦者の勝ち、奪った金を得る。死に至るまで血を失えば対戦者の負けである。対戦者が負けた場合、それまでに得た金は全て没収される。
>・支払うのが鷲巣である場合は金を、対戦者が支払う場合は血液で支払う。ただし、鷲巣から対戦者に支払われる時、既に抜かれた血液があった場合、金の代わりに血液を戻す事を選んでも良い(金と血液の組み合わせでも可)。
> ・勝負は半荘6回。トップのアガリ止めあり(逆にアガリ止めを放棄し連荘するのもあり)。
> ・メインとなるのはあくまで鷲巣と対戦者の勝負であるため、互いのサポーターが箱割れしても勝負は続行する。その場合、黒い点棒(箱下棒)で箱下精算を行う。