>青春18きっぷ(せいしゅんじゅうはちきっぷ)は、旅客鉄道会社全線(JR線)の普通列車・快速列車が5回または5人分利用可能な、販売および使用期間限定の特別企画乗車券である。
>日本国有鉄道(国鉄)旅客局が運賃増収策の一環として企画し、1982年(昭和57年)3月1日に「青春18のびのびきっぷ」として発売。1983年(昭和58年)春季発売分から現名称に改称した。
>主に学生などの春季・夏季・冬季休暇期間を利用期間として発売され2、原則として特急(新幹線を含む)・急行を除く旅客鉄道会社全線の普通列車など、運賃のみで乗車できる列車に乗車することができる。
>主として学生向けの商品として企画されたが、利用者の年齢制限はなく、小児運賃の設定もない。
>「青春18きっぷ」の名称の由来については、当時国鉄旅客局長だった須田寬により、青少年・学生をイメージした「青春」と、その象徴的な年齢で「末広がりの8」にも通じる「18」を組み合わせたと、後年に須田が説明している。国鉄分割民営化後、JR各社を代表して東日本旅客鉄道(JR東日本)が1994年(平成6年)に商標登録(商標登録番号第3007644号)を行った。