雑に読む『私たちはどう学んでいるのか』
第2章 知識は構築される
「知識」は伝わらない
ただ「情報」が伝わり、「記憶」として「情報」が留まるだけ
「知識」は構成されるもの (知識の構成主義)
「コト的知識観」の話のなかで、環境(認知的リソース、状況のリソース)というコンテキストをもとに、マルチ・モーダルシミュレーションの結果として、知識はその場その場で生み出される=
創発される、という話があり、まんまLLMじゃないかと思いながら読み進めている
>ある記憶が読み出されることによって、状況内の要素がハイライトされる(つまり注意を向けやすくなる)こともよくある話だ。
もしかしてAttention機構?
人の知性は文脈によって違った姿を見せる、認知(あるいは)思考の「文脈依存性」があるというが、LLMも「コンテキスト」次第で出力結果が異なるという点も似てて面白い
>
これ思い出した
「協調運動の系の一部である環境だと捉える世界観」なるほど
第5章 ひらめく―洞察による認知的変化
パズルを解く実験中に、パズルの正解画像、ヒントをサブリミナルで参加者に提示したところ、成績の向上が見られた=無意識なシステムが働いていたという