雑に読む『本を読む本』
頭を使って考えて読む
p56-57 本を自分のものにするには
!!
個々の言葉を識別すること
それはどんな種類の本か
全体として何を言おうとしているか
そのために著者はどのような構成で概念や知識を展開しているか
点検読書①組織的な拾い読み、または下読み
点検読書②表面読み
難解な本を一度しか読まないで多くのことを得ようとするのが間違い
難解な本にはじめて取り組むときとにかく読み通すことだけを心がける
取り組んだ本を完全に自分の血肉と化するまで徹底的に読み抜くこと、理解を深めるためのもの
原文だと次の記載になっていたが、3つめを「知識は伝達されたか」に訳したところに意図はあるのだろうか
1. Rules for finding what a book is about
2. Rules for interpreting a book’s content
3. Rules for criticizing a book as a communication of knowledge
概略〜何についての本であるか見分ける〜
解釈〜内容を解釈する〜
「折り合いをつける」という表現に折り合いがつかないので「著者のプロトコルに準拠する」と言い換えてみる
原文だと「Come to terms with the author by interpreting his key words」だった
p136 文中の命題が理解できたかどうか判断する方法は「自分の言葉で言いかえてみる」
❌ 順序を少し入れ替えただけで著者の言葉をそのまま繰り返す
>著者の言葉から離れることができなければ、読者に伝達されたのは「ただの言葉」にすぎず、「思想や知識」までは伝わっていない。
批評〜知識は伝達されたか〜
ここでいう「批評」とはどのような意味だろうか
>こんどは、読者が著者と議論し、自分の意見を述べる番である。p143
>「批評の務めを果たして、つまり判断を下してはじめて、積極的読書は完了する」p146
>「もっともすぐれた批評家こそ、もっとも良き読者」である。良き読者は、読み終えて、本に語り返し、自分自身の判断を下そうとする。p147
>批評とは、いつでも反対することだというような思い違いをしないでほしい。賛成することも反対することと同じく、読者の批評行為である。そして、どちらにしても、内容を理解していなければ、良い批評とは言えない。判断を保留することもまた、一つの批評行為である。 p150-151
「本の内容を理解したうえで、<賛成>、<反対>、<判断保留>の態度を明らかにすること、自分自身の判断を下すこと」と理解した
>ことわっておくが、以上述べた分析読書の規則は、あくまで理想である。ごくわずかの限られた本を別にして、この理想どおりに本を読む人は、まずいないだろう。だが、これらの条件は、読書の深さをはかる目安であることに変わりはない。 p175
1冊だけではなく、1つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読むこと
シントピカル読書の準備作業〜研究分野の調査〜
1. 図書館の目録、他人の助言、書物についている文献一覧表などを利用して主題に関する
文献表を作成する
2. 文献表の書物を全部点検して、どれが主題に密接な関連をもつかを調べ、また主題の観念を明確につかむ
シントピカル読書〜準備作業で集めた文献を用いて〜
1. 関連箇所を見つけること
2. 著者に折り合いをつけさせる
3. 質問を明確にすること
4. 論点を定めること
5. 主題についての論考を分析すること
チートシート
すごい
meganiiさんの手書きメモだーっ
ちょうど切らしてた
たすかる
読んでいくぞーー!!
だいたい目を通した