> 素数大富豪(そすうだいふごう)は、2人以上で遊ぶトランプゲームである。
> プレイヤーは手札を並べて素数を作る。これを順番に場に出し、早く手札をなくすことを競う。場には基本的には素数しか出すことができず、合成数を出してしまった場合にはペナルティが課される。ただし、一定の条件を満たせば合成数を出すこともできる。
> 複数枚のカードを組み合わせて扱う際には、そのカードの数字(ただしA=1、J=11、Q=12、K=13)を並べて十進法で読む(例:2とJのカードを並べて出した場合は「211」という数として扱う。)。
> グロタンディーク素数切り(57)
> 57という数がしばしば「グロタンディーク素数」と呼ばれることから、素数大富豪においては特別に57を単体で(素因数を同時に出すことなしに)出すことができる。57が出ると、即座に場が流れ、57を出した者が次の親になる。「グロタンカット」とも呼ばれる。
> なお、57を合成数(57=3×19)として出すこともできるが、この場合は特別な効果は持たない。