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献血
> 血液には生きている細胞が入っているので長期保存ができません。「赤血球」は採血後28日間、「血小板」は採血後4日間、「血漿」は凍らせて採血後1年間です。そのため、絶えず多くの方の献血協力が欠かせないのです。
> 血液の4つの成分のうち、白血球の役割を代用する薬はあります。しかし、赤血球血小板は残念ながら、今の医療技術では作ることができません。iPS細胞から血液(血小板)を造る研究は進められていますが、実用化されるまで、まだまだ研究や臨床試験が必要です。
> そのため現段階では、健康な皆さまからの「献血」で血液を分けてもらうしか方法はないのです。

献血の手順
1.献血受付
2.体重測定/質問への回答
3.問診/血圧・脈拍測定/体温測定
4.ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査
ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査などを行います。
成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
5.採血
全血献血で10~15分程度
成分献血は採血量に応じて40~90分程度
> 献血会場ではお飲み物やお菓子などを用意しており、ご自由にお召し上がりいただくことができます。また、雑誌やテレビなどをご覧いただきながらリラックスして献血にご協力いただけます。
6.休憩
献血後には、休憩場所で十分に水分補給をしていただき、少なくとも10分以上は休憩をしてください。
また、トイレに行かれる場合も、あらかじめ十分に休んでいただくことをお願いしています。
7.献血カード(献血手帳)受け取り

> 以下の事項に該当する方には、原則として献血をご遠慮いただいています。詳しくはそれぞれの項目をご覧ください。
当日の体調不良、服薬中、発熱等の方
出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
> 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるため、治療日を含む3日間は献血をご遠慮いただいています。
一定期間内に予防接種を受けた方
6カ月以内にピアスの穴をあけた、またはピアスを付けた方
6カ月以内に入れ墨を入れた方
外傷のある方
動物または人に咬まれた方
特定の病気にかかったことのある方
心臓病・悪性腫瘍(がん)・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中・梅毒等に関する内容
海外旅行者および海外で生活したことがある方
日本では流行していない感染症などに関連した内容。旅行された時期や地域によってもご遠慮いただく場合がありますので、ご確認ください。
輸血歴・臓器移植歴のある方
エイズ肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
クロイツフェルト・ヤコブ病CJD)の方、またはそれと疑われる方
妊娠中、授乳中等の方
新型コロナウイルスの検査を受けた、診断された等の方


採血間隔のところの表の読み方がわからないyosider
→左が前回の採血種類で、上が今回の採血種類ということか

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体重献血量
40kg~45kg未満300mL(女性のみ)
45kg~50kg未満300mL~350mL
50kg~55kg未満400mL
55kg~60kg未満400mL~450mL
60kg~65kg未満400mL~500mL
65kg~70kg未満400mL~550mL
70kg以上400mL~600mL