帰省
冒頭の「歸」は「帰」の
旧字体であり、したがって歸省=帰省である
日本語訳は誰かに任せた!
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機械翻訳ではあまりうまくいかない
全唐詩にあるなら江戸時代の文献から訓読を探せそう
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国立国会図書館デジタルコレクションあたりを頑張ればなんとか…
学校で
漢文習ったことあるしちょっとは読めるかなと思ったが一文字たりともわからんもんだ
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読み下せたとしても、詩を読み慣れてないと何が言いたいのかわからん感じの雰囲気がある
>唐代から見える漢語で、「帰」は「帰郷する」の意。「省」は「父母を顧みる」の意で使われる。つまり、「帰省」とは、本来は家を離れていた者が故郷に戻って、父母を顧みて大切にすること。
>日本では江戸時代まではあまり使われなかったが、明治時代から現在と同じ意味で用いられるようになった。
省みる(かえりみる)ということで、帰省の「省」は反省・内省の「省」と同じ意味をもつようだ
父母を顧みるというより自分がのんびりするために帰省してる…
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帰(不省)
礼記曲礼篇上
--- GPT
翻訳して
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以下は詩の翻訳です。
帰省は時間をかけるべきもの、落第の詩を閑かに吟ず。
高潔な心が道を惜しむ、世間の評判は才能を埋もれさせるようだ。
春雨が淮河に降り続き、暗い景色が広がる中、
私船は馬を追うようにゆっくりと進む。
別れの思いは惆悵を誘う、
それも城に入る日を待ち望むゆえである。
詩の雰囲気を保ちつつ意訳しました。
逐語訳して
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以下は逐語訳です。
歸省值花時,閑吟落第詩。
帰省は花の咲く時に値し、閑かに落第の詩を吟ず。
高情憐道在,公論覺才遺。
高潔な情は道の存するを憐れみ、公論は才能が遺されるを覚ゆ。
春雨連淮暗,私船過馬遲。
春雨が淮河を連ねて暗くし、私船は馬を過ぎるに遅し。
離心可惆悵,爲有入城期。
離別の心は惆悵すべし、城に入る期があるがためなり。
原文の語順や表現を可能な限りそのまま訳しました。
ここでの「落第」は、単に試験に失敗するという意味ではなく、特定の文脈では 科挙(古代中国の官吏登用試験)に落ちることを指します。科挙に落ちた学者が自身の状況を詩に詠むことは当時よくありました。この詩でも、自身の境遇を静かに吟じている情景を表しています。
試験に落ちて実家に帰るのか
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「惆悵(ちゅうちょう)」は、物思いにふけり、心が晴れない状態や感情を指します。特に、別れや失望、孤独感からくる切なさや哀愁を表現する言葉です。この詩では、別れの悲しみや物寂しさが心に深く響いている様子を伝えています。