>佛跳牆(ぶっちょうしょう、フォーティャオチァン [1]
)は乾物を主体とする様々な高級食材を数日かけて調理する福建料理の伝統的な高級スープ。名前の由来は「あまりの美味しそうな香りに修行僧ですらお寺の塀を飛び越えて来る」という詞にあるとされる。
> 主な材料
> 使われる主な食材のほとんどが乾物である。油が出ないように、肉は赤身部分を用いる。必ずしも下記の全てが使われる訳ではない。
> 干しアワビ、干し貝柱、フカヒレ、サメの尾ヒレの付け根部分(魚唇)、魚の皮、魚の浮き袋、白子、干し海老、するめ、金華火腿などの中華ハム、干しナマコ、干しシイタケ、干しナツメ、鳩の卵、豚の筋、豚ヒレ肉、鶏胸肉、アヒル肉、朝鮮人参、干し竜眼、枸杞子、紹興酒、オイスターソースなど。
>開放された瞬間、音の出るような豪香が発生します。蒸す前はスープによる生姜とネギの香りが強いものですが、蒸し上がりはそれらがいっさい消滅して全く別の何か、佛跳牆としか言いようのないものになります。