ハイコンテキスト言語、ローコンテキスト言語
日本語ってハイコンテキストなんです?

ローコンテクストな言語もある?
英語とかローコンテキストですね

アメリカ英語はローコンテキスト
アメリカでも西海岸と東海岸とでは微妙に違うらしい
イギリス英語は割りとハイコンテキストらしい
文化と言語のどちらが先立っているのか

文化が先のほうが強い思ってます(個人的な意見。
鶏卵問題的な要素も多分に含んでると思います)

根拠としては、言語はその文化に最適化されるので
日本語がハイコンテキストになるそれらしい理由
その特殊な立地から、よそ者が入ることが少なかった
よって、ハイコンテキストな会話でも問題ない(省略をしても伝わりやすい)
省略を多用するほうが効率が良かったり表現の幅が広がる
なのでハイコンテキストになりやすい文化的素地があった
という解釈をすることができます
諸説あり
ぼくのイメージだと、文化が文法に淘汰圧をかけてる感覚です

ハイコンテキストな文化ではハイコンテキストな文法が生き残りやすく、ローコンテキストな文化ではローコンテキストな文法が生き残りやすい
日本建築のしきりを踏まない文化と、言語の明確さを避けあいまいさを重要視する話が似ていると感じた。

建築でいうと「奥」の概念とかを思い出した

奥の間って英訳しにくそう
あと、言語自体にも淘汰圧がかかります

異文化交流が盛んな地域では文法が簡単でかつローコンテキストな言語が生き残りやすくなるような淘汰圧がかかります
交易が盛んな東南アジアで良く使われる言語です
あとは言語自体に強弱があります(経済的便益の観点から)
タミル語とか英語に淘汰されかけてます
> ギリシャ語は古代から現代に至るまで、その文法体系において複雑な屈折を保持しています。これには名詞の性・数・格の変化、動詞の時制・法・態・人称・数の変化などが含まれます。これらの特性は、古代ギリシャ語から現代ギリシャ語への変遷において一部簡略化されましたが、依然としてギリシャ語の重要な特徴となっています。
> 一方、英語はその進化の過程で大幅な簡略化を経験しました。古英語はギリシャ語と同様に複雑な屈折を持っていましたが、中英語の時代に入ると、名詞の格変化がほとんど消失し、動詞の変化も大幅に簡略化されました。これは、ノルマン征服後のフランス語の影響や、さまざまな言語背景を持つ人々が英語を使用するようになった結果、言語がより簡単で直感的になるような淘汰圧が働いたと考えられます。
> また、英語は語順に依存する言語となり、主語-動詞-目的語(SVO)の語順が基本となりました。これは、屈折が失われた結果、語の関係を明確にするために語順が重要となったからです。
> これらの変遷は、言語がその使用者のコミュニケーションのニーズに適応し、効率性を追求する結果であると言えます。それぞれの言語が経験した淘汰圧は、その言語の使用者の社会的、文化的な状況を反映しています。
言語によって主語の省略に差異がある話を聞いたことがある

谷崎潤一郎が、自作の戯曲「
愛すればこそ」の題名をロシア語訳者から「誰が愛するんですか?」と聞かれたときの話
>英訳ではBecause I Love You となっているがそう訳すと意味が狭まるので「曖昧(でも)・・広みと重みと深み(を保つため)・・主格を入れない方がいい」と答えたという。
出典はわからない
この辺もコンテキストの話ですね

ハイコンテキストな言語は良く省略します
日本語はハイコンテクストである論、批判もありそう

>また、2008年には南カリフォルニア大学の情報通信技術研究者であるピーター・W・カードン (Peter W. Cardon) がメタアナリシスの手法で高コンテクスト・低コンテクストの実証研究の分析を行ったところ、ホールの当初の主張は支持できないという結果を得たことを学術誌『Journal of Business and Technical Communication』に発表している [1][4]
なるほど

もう少しつっこんで調べたさ(余力なし)

こういうのってジャンルで言うと
社会言語学などになるのかな?

どのへんなんですかね

ちゃっぴーにきいてみよう
>高文脈文化と低文脈文化の研究は、主に文化人類学、社会学、心理学、コミュニケーション学、国際関係学などの分野で行われています。これらの分野は、人々の行動、思考、感情、コミュニケーションスタイルなどを理解し、それがどのように社会や文化に影響を与えるかを研究しています。