>SMPTEカラーバーは代表的なカラーバーのひとつである。
> 中段の1/12を占める領域には、上の段の奇数番目の帯が左右対称に並んでいる。RGBのB成分に着目した場合に白と青、シアンとマゼンタがそれぞれ同一のレベルであることから(右図参照)、これらの部分でB成分のレベルを全て等しく保てばコンポジット信号をデコードした場合に原信号の色相と彩度を再現できることになる。
> 下段の1/4の領域には、左の5/7を占める部分に-Iと100 %の白、Q、0 %の黒の4本の帯が等幅に並んでいる。100 %白は信号のp-p値の測定に、-IとQはそれぞれの搬送色信号の位相の測定に利用される。右側の75 %赤の直下にあたる領域には、−4 %の黒と0%の黒、+4 %の黒の3本の帯が等幅で並んでいる。この部分はモニタの輝度調整に用いられる。さらに右側は0%黒である。