スキャン代行業者提訴で作家7名はかく語りき
まだ
Winnyとかが影響していた時代だからなのかなぁ
どのような代行業者なのかの文脈が消えてる
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>訴状で被告となっているのは、「スキャンボックス」を提供する愛宕と、「スキャン×BANK」を提供するスキャン×BANKの2社。全事業の差し止め請求ではなく、あくまで訴状にある原告作品群に対する複製行為の差し止め請求となる。
ここでも「バンク」のワード出てきてる
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あんまり関係ないか
> 今回の提訴に至る前の2011年9月。出版社7社と作家・漫画家122人はスキャン代行業者に対して質問状を送付している。このときの質問状は「出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか」に掲載したので詳細はそちらに譲るが、趣旨としては、著作権者が許諾していない作品をどうするつもりなのか回答を求めるものだった。
> これに対し、回答があった業者のほとんどは「スキャン事業は行わない」と回答していたが、「今後も依頼があればスキャン事業を行う」とした業者が2社あった。それが今回被告となった2社だ
>創作したものは私の血を分けた子どもも同然であります。
子どもを売り飛ばしてるんだ
草
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>今回の件に関して大変危惧というか憤りを感じるのは、そのようにして創り出した本が、見ず知らずの人の手によっていいようにされ、私のあずかり知らぬところで利益が生まれているということであります。
ここは正直で評価できる
>裁断された本、私はあれを正視に堪えない。自分の書いた本があのように手足もバラバラにされ、さらにはネットオークションで売りに出される、結果的にこういうことまでやる業者の方々に対しては、何ら正当な論理が私には感じられません。
バラバラにしたあとスキャンして、他のスキャンをする人に売ってたということ
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悪質業者の中には他の人がスキャンした裁断本を持ってない人にスキャンさせるところもあったとか
>これは私個人の見解ですが、そうした中にあって、電子書籍事業というのは決して紙の出版にとってマイナスなことなだけではなくて
>海賊版の電子書籍が大量に流通するきっかけとなりかねないスキャン代行事業を展開していく人たちを看過するわけにはいかないだろうというのが私個人の考えです。“悪貨が良貨を駆逐する”ようなことにならないよう、きちんとした形での電子書籍事業が日本で進められるようになってほしい。
>まず本が本当に売れなくなり、業界全体に元気がありません。
これはスキャン代行以前からの傾向
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娯楽のジャンルごとの競争に負けてる
近年は電子部門が物理出版減少分をカバーしている
>もう1つ大きな問題になっているデジタル化につきましては、各出版社の方々と本当に考えながら1つ1つクリアしながら積み重ねております。ところがこうした業者の方々がハイエナのように入り込んできて、こういう、あの、不法なことをなさっていることに私は憤りを感じました。
つまりニーズはあることがわかっているが仕組みが遅れていたということ
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>そこに本当に無残な本の姿がありますが、本屋の娘として、物書きとして、“本”というものの尊厳がこんなに傷つけられる世の中になるということをとんでもないことだと思っております。
>司会の先生から、何度か「裁断」という言葉が出ましたけども、それを聞く度に非常につらい思いをします。
>何かうまい商売を思いついたというようには思ってもらいたくないです。この違法な商売がまかりとおっていることで、漫画家や小説家といった職業が、近い将来、職業として成立しなくなる恐れさえあります。
かなり飛躍しているように聞こえる
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>20世紀の後半に、インターネットという、まぁ“モンスター”が現れまして、それ以来随分便利なものが登場しました。
>ユーザーの利便性を優先すれば、こういうこともあり得るかと思いますが、ユーザーの方を優先すると、製作側に大変ダメージがあるということも知っていただきたいと思います。
>韓国のコミック界が非常に衰退してしまった大きな原因は、デジタルコミック展を野放しにしたということなんですね。コミック界から人材がどんどんいなくなって、今や韓国における漫画は日本の漫画がほとんどです。
そうなの?
10年後の記事
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>けれども、いくら便利だといっても、大量に、一括してデジタル化する業者には疑問を感じてしまいます。
>漫画は「絵と文字で表現する文化」です。私たち漫画家は、1枚1枚の原稿を手作業で書いています。それを紙に印刷して、読者に楽しんでいただくことを前提に創作しています。機械部品のように自動的にベルトコンベアーを使って制作しているわけではないのです。
>丁寧にオリジナル性を大切にデジタル化されるならまだしも、大量に、一括して処理されれば質も落ちるでしょう。
この理屈だと印刷自体アウトでは