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アールヌーボー
>1890年代~1910年まで,ヨーロッパ各地で流行した美術様式。 1895年パリで開店した美術商サミュエル・ビングの店の名称に由来する。イギリスではモダン・スタイルドイツではユーゲントシュティールイタリアではスティレ・リバティと呼ばれている。宝石デザインから家具,建築などすべての装飾形式に流行をみたこの様式は,波状曲線,唐草文による特異な装飾性を特徴としている。宝石デザインのルネ・ラリック,ガラス工芸のエミール・ガレルイス・コンフォート・ティファニー,建築装飾のアンリ・ファン・デ・フェルデなどが代表的作家。エドワルド・ムンクアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックナビ派なども,この流行の基調に関連するものと考えられている。