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やけのやんぱち
>やけのやんぱちとは自棄のやん八と漢字で書くとわかる通り、自棄のことである。やけのやんぱちは自棄を強調した俗語やけっぱち』を人名っぽくした言葉で、江戸時代には使われている。やけのやんぱちも『やけっぱち』同様、自棄(やけ)を投げやりという点で強調しているが、人名っぽくし、冗談めかしていることから『やけっぱち』の語感の荒さは抑えられている。

映画「男はつらいよ」における寅さん叩き売り口上(啖呵売)にも出てくるhatori
>やけのやんぱち、日焼けのなすび、色が黒くて食いつきたいが、わたしゃ入れ歯で歯が立たないよ。
>啖呵売(たんかばい)とは、ごくあたりまえの品物を、巧みな話術で客を楽しませ、いい気分にさせて売りさばく商売手法、またはそれを用いる人である。

関連表現
自棄っ鉢(やけっぱち)
対義語は「なんとかなれーッ」?