こだわりの意味の変容
もともとネガティブな意味だった
近年、ポジティブな意味でも使うようになった
「
拘り」の漢字からすると、もともとはあまりプラスのニュアンスではなさそう
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捕らえて動けないようにするイメージ
和語における「こだわり」の語誌については未調査
勘だけど仏教系の方でみかけそう
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辞書
日国精選版では江戸時代の評判記、
色道大鏡(1678)の用例
>評判記・色道大鏡(1678)四「もはや御立帰も有まじきに、かく御こだはりありても専なし」
となれば少し前の日葡辞書あたりでも用例が確認できるかもしれない
微細なことにとらわれて動けない→微細なことに気が及ぶ みたいな意味の変遷がありそう