CLEARになりたいわけではなかった
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は、
Tak.さんに影響を受けてアウトライナーを使いはじめたわけだが、氏の本を読んで、たとえば
CLEARというアウトライン項目を真似して作ったことがあるかというとNoである。
なぜかというと、「CLEAR」という名前にあまり惹かれなかったからであり、なぜ惹かれなかったかというと、何かをCLEARにしたい、という気持ちが私に欠落しているからだ、ということに先日気がついた。
Clearは、すっきりさせる、綺麗にする、はっきりさせる、というニュアンスだろう。どうも私がアウトライナーに何かを書くときは、そういうニュアンスが小さい。
私はもっと混沌が蠢いているニュアンスを好んでいる。もちろん、「ああ、今ここで混沌が蠢いているな」ということをはっきりさせるという意味ではClearなわけだが、定義的に正しいことよりも、自分の感覚にフィットしていることの方が大切であるように思う。
おそらく
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の中で、
何かについて考えることは、Clearにするというよりは、何か別のメタファーが働いているのだろう。