高校数学【単元横断作問】
多治見西高等学校附属中学校
小木曽 賢吾
2つの単元を組み合わせて、生徒が問題を作ってみる活動です。
数学Ⅰに限らず、単元が2つ終わっていればどこでも取り組めます。
前提
今回の授業は通常の授業が一通り終わった段階での取り組みです。
導入
ここまで学んできた単元を確認します。
展開1
問題を作りやすそうな単元を2つ選び、習った内容を確認していきます。
(2つ単元が終わったら取り組んでみてもよいかもしれません)
2つの単元は色分けしておくと、次からの作業に役立ちます。
展開2
作問の練習がテーマです。
展開1で書き出した項目を1つのシートにまとめ、自分が作問しやすいと思う順にダイヤモンドランキングで整理します。
ランキング上位のものから1つ選んで、例題を確認し、実際に作問してみます。
展開3
各単元から3つずつ選び、それぞれの例題をデータチャートに書き出します。
2つの例題を組み合わせて単元横断作問をしていきます。(実際に取り組んでみると、問題にならない組み合わせの方がいくつも出てきます)
きちんと解答を作れるかを確認し、うまくいかなかった問題や解答をコピーして残しながらブラッシュアップしていきます。
展開4
グループ発表をします。
まとめ
活動の振り返りをします。自分が選ぶ優秀案とその推薦理由を書いてまとめます。
最優秀案を実際の定期テストなどに採用してみてもいいかもしれません。