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高校 国語総合 【伊勢物語6段「芥川」】模擬裁判をして、作品を感じる
多治見西高校(非)
田山地 範幸
古典作品から裁判を設定して、作品を身近に感じることが出来ます。裁判の開廷から判決まで高校生が裁判のシナリオを書き、裁判をしながら、シナリオを修正し、裁判の判決まで実施します。その際、iPadのソフト「ロイロ」を使いこなし、裁判中も生徒間通信で双方向に通信しながら、その場その場で、相手の証言、供述を聞き取り、その場で即興で尋問、質問を変えて、裁判を展開していきます。高校生が、大学の法学部の学生や司法修習生のように、模擬裁判を展開していきます。
伊勢物語6段「芥川」では、在原業平が藤原高子と逃避行します。それを裁判に仕立てて、業平は「拉致」したのか、いや高子と合意の基で行動したものなのか、を争点にして、検察側と弁護側に分かれて、2020年2月に岐阜県弁護士会の弁護士3人に見守られながら模擬裁判をしました。その時に、ロイロノートで使用しました資料を掲載しました。
全11時間の指導案