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小学校6年生 体育 表現運動 【長嶺オリンピック2020】

熊本市立長嶺小学校 渡邉雅貴

体育の表現運動でシンキングツールを活用する授業案です。
知っている知識をどんどん出し合ったり、自分たちの考えをまとめたりするときにシンキングツールを使います。


授業全体の流れ
①学習課題を把握する
②オリンピックからイメージできるものを出し合う
③-1 オリンピック競技の体験  ③-2 4つの崩しでどのように表現できるかを考える
④グループで簡単なひとまとまりの動きを考えて踊る
⑤発表する
⑥グループ同士で動きの修正点を出し合う
⑦授業参観用動画を撮影し、アピールポイントを付けて配信する

各展開とシンキングツール使用のポイント
〇導入
クラゲチャートを使って学習課題を提示します。
表現運動では「4つの崩し」ストーリー性が大事になることをおさえます。

展開①
オリンピックからイメージできるものをウェビング図にどんどんだしていきます。
出てきた考えをXチャートで分類します。
「競技」や「動きの特徴」「素晴らしさ」に注目させます。
ここで普段なじみのないオリンピック競技を出させたり、こちらから紹介してみるのもいいでしょう。
オリンピックを知るいいきっかけになるといいです。

展開②
オリンピック競技の体験をして、動きの特徴や楽しさを感じられるようにします。
その後、表現したい種目を1つ選んで、その表現方法をフィッシュボーンにまとめます。
4つの崩しで表現していきます。

展開③
学習の山場である展開③では、プロット図を使ってストーリー性のある踊りを作り上げていきます。
「なか」のところで一番盛り上がるストーリーを考えられるよう言葉かけをします。
「ドリブル」などそれぞれの動きを短い動画にとり、プロット図に入れ込んでいくと、より分かりやすいものになります。

その後グループ同士で発表会を行い、お互いの動きの良さや課題に目を向けさせます。

展開④
他のグループと動きを見合い、アドバイスと伝えあいます。
アドバイスを受けて、どのような動きにするのかをキャンディーチャートで見通していきます。

展開⑤
授業参観用に踊りを動画に取ります。
くまでチャートを使い、アピールポイントをまとめます。