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小学校算数4年 【しりょうの整理 表のまとめ方を考えよう】

大阪府高槻市立西大冠小学校  早川 文

〇シンキングツール使用のポイント
1時間の授業の中や単元の中で、子どもたちが考える場面を設定し、その場面でどのような思考スキルを使うのかを考えて、シンイングツールを選択しています。
広げる(ウェビング)、順序づける(座標軸)、理由付ける(クラゲチャート)、多面的に見る(PMI)の4つの基本的で、算数の中で使いやすいシンキングツールを使いました。

〇単元目標(4年生)
(知識・技能)
2次元表の整理の仕方や、読み取り方を理解することができる。
図や表を用い、2つの観点に着目して、資料を落ちや重なりなく分類整理できる。
(思考・判断・表現)
身近な資料を異なる2つの観点から調べ、その表し方や読み取り方を考える力を養う。
(主体的に学習に取り組む態度)
2次元表に整理するよさに気づき、進んで調べようとする態度を養う。

〇題材についてのポイント
教科書で、2次元表の整理の仕方や読み取り方など学び練習した後、自分の生活と結びつけ、身の回りへ目をむけて、データを集めて整理し、考察することで、学んだことをいかし深めたいと思います。
どのようなことに興味があるのか、それが2次元表での整理に適しているのかなど、個人で考えたりグループで話し合ったりして決めていきます。ロイロノートを使うことで、データを集めたり整理することがスムーズになります。

〇授業全体の流れ

〇授業詳細
導入  …… 教科書の問題を解き、
・二次元表の整理のしかたや、読み取り方を理解する。
・2つの観点に着目して、資料を落ちや重なりなく分類整理する。
①「けがをした人の記録」から「けがをした人の場所とけがの種類」(二次元表)にまとめる。
資料からわかることをまとめる。
②「飼っているもの調べ」(二次元表)

展開1 …… 
①調べたい事象について、考え、決める。(グループごと)


②結果について推測する。
③アンケートを作成する。
④アンケートを実施する。 (「送る」と「提出箱」)


展開2 …… 
①集まったデータを整理し、二次元表にまとめる。
②表からわかることを考察する。

③わかったこと、伝えたいことをレポートにまとめる。

展開3 …… 
①レポートを提示して、わかったこと、伝えたいことを発表する。
②他のグループの発表を聞いて、感じたことを交流する。

振り返り …… 
学習について振り返る。