小学校 社会【森林とわたしたちのくらし】
三重県 松阪市豊地小学校 田中 佑果
シンキングツールの使用のポイント
「森林資源の働き」や「人々の取り組み」について調べたことや考えたことを整理する。今自分たちにできることは何かを考えるときに、思考をまとめ、相手に伝えられるようになる。
(単元目標)
森林資源の働きや人々の取り組みについて、学習問題などの解決に向けて、意欲的に追究するとともに、これまでの学習を振り返り、学習したことを確かめることができるようにする。また、国土の環境保全について自分たちにできることを考えることができる。
題材についてのポイント
「自然を守るために、私たちに何ができるのだろう。」を大きな問いとして、学習を進めていきます。自分たちの国の森林について知るとともに、森林が果たす役割や課題や問題点を調べます。その中で、今の自分たちが実現可能なことを何かを考えていく中で、すぐに取り組めることに取り組んだり、身近な環境問題について知ろうとしたりする態度を高めていきます。
授業全体の流れ
展開1
導入「日本の自然の様子について知る」
日本の国土で学んできたことを振り返りながら、森林の様子を知る。。
登山で山を楽しむ人がいる。
木を使った製品
花粉による影響
人工林など
関連している写真や動画を見ながら、森林の様子を理解していく。
展開2
「林業で働く人たちの仕事を調べる」
林業の仕事についてクラゲチャートを使って、考えを出していく。
その後、全体で共有していき、日本の森林についてウェビングでさらに広げていく。
展開3
「手入れされていない人工林が増えるとどうなるかを考える」
手入れされていない人工林と手入れされている人工林のちがいを比べて気づいたことや疑問を出し合う。
手入れされていることのよさに気づき、されていないとどうなるのかを話し合う。
展開4
「森林はどのような働きをしているのかを考える」
展開5
「自然を守るための、取り組みについて知る」
展開6
「自然を守るために、自分たちでできることを考える」
自然を守るために、今自分にできることを考える。
今まで学習してきたことを振り返りながら、ウェビングツールで自分たちができることを出していきます。
座標軸に並べ、「今すぐに」「自分でできること」を見つけていきます。
展開7
「自分たちができることをまとめる」
ポスター作成や新聞づくりをする。
まとめたことを集会などで発表する。