小学校 社会 【災害から命を守る〜私たちの防災計画(地震編)】
京都聖母学院小学校 三宅 正人
シンキングツール使用のポイント
・ウェビング等で頭の中から書き出した知識や集めた情報を共有しつつ、表や座標軸に切り替えて整理することを試みた。
・整理する中で課題を見つけ、キャンディーチャートでアイデアを書き出すことを試みた。
・書かれたカードは、カードの切り替えによって次の学習展開でも再利用するように試みた。
題材について
災害と命やくらしを守る取り組みについて、一通り学習した後の学習活動として取り組むことが出来る。
みんなで一緒に考え、活動出来るように、学校での地震という場面に入口をしぼり、防災訓練という活動場面を入れて組み立ててみた。
学習を経た子ども達は、校内で発信するだけにとどまらず、成果を家庭などに持ち帰って「活動」するのではないかと期待出来る。
学習の流れを見通す
(上)テーマをしぼり、今ここで地震が起きたらという話題から入る
地震の避難の形から、場面を分ける
(上)地震への今までの備えを分けて書き出す。地震のゆれがいったん収まった後の避難行動に絞り、座標チャートにして、課題(工夫したいこと)を見つける。
(上)キャンディーチャートで「文型」を固定して、考え(アイデア)を出すことを試みる
プロット図に切り替えて避難訓練の計画をたてる
(上)展開3のプロット図を切り替える。考えたことをもとにやってみた結果を評価する
さらに工夫して次の(学校全体などの)避難訓練に活かせば、再チャレンジができる
学習、体験の成果を発信する。
学校(先生)に「提案」することも出来る。
(下)クラス防災計画表としてまとめる