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中学校 理科 2年 【動物の分類 オリジナル動物王国】

横須賀学院 五十嵐司
中学2年性の動物の分類の単元から分類学に触れる授業です。
    

授業の流れ

シンキングツールを使用する上でのポイント

展開1
復習としてセキツイ動物の5つの分類分けと、軟体動物や節足動物などの無セキツイ動物がいることを確認する。
その上で、動物のカードを50枚ほど配布し、実際に動物の分類を行う。セキツイ動物の分類法を復習する。



展開2
次に従来の分類法(胎生、変温動物など)にとらわれない、自由な分類法を自ら考察させて動物を分類する。「分類法を考える」という指示だけだと、単純な分類法(目が2つ、4足歩行など)のみしか出てこないので、その分類法によって固定される動物が8種類~12種類(動物の種類に対し、1.5~2.5割くらいに設定するとちょうどいい難易度になる)となるように制限する。


展開3
互いの分類分けのアイデンティティの共有を目的に中間発表を行う。分類分けが進んでいない場合には、中間発表後も同様に進めていくが、進度の早いクラスは分類分けに利用した項目の数で競わせ、競技性を持たせて活気付ける。また、途中で特別ルールを追加することで、これまでの分類法に柔軟に対応するための問題解決の能力を刺激する。


まとめ
最後にロイロノートで解答共有をしてお互いにフィードバックを行う。その後、分類分けをする前にあらかじめ自分で作成をしていた、発表資料についてのルーブリックで自己評価を行う。ルーブリックはデータチャートを使い、2つの評価軸で判断できる簡単なものを扱う。