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『思考を耕すノートのつくり方 自分の知的道具を手に入れる』
出版社 :イースト・プレス(2023/11/17) ISBN:4781622666
>「ノート」が変われば「思考」が変わる。
>「思考」が変われば「行動」が変わる。
>「行動」が変われば「人生」が変わる。
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>日記・作業記録・発想メモ・思考整理・読書・研究・会議・ブレスト……
>今日からできて、一生役立つ 書き方の「型(テンプレ)」を多数収録。
>思考を耕し、アイデアが実るノートのつくり方がこの一冊でわかる!
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>chapter 1 知的道具としてのノート
>#1「頭の中だけ」は限界がある
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>「もっと頭が良くなりたい」という願いをお持ちではないでしょうか。
>私たちの周りにはたくさんの情報があり、それを処理する必要に迫られています。問題解決、情報整理、情報発信、自己啓発、自己実現、……。日々の課題は山積みであり、情報処理に追われる毎日が続きます。よほどノーテンキな人以外は「ありのまま」で生きていくのは難しいと感じられるでしょう。そんなとき、「もっと頭が良くなりたい」という願いは切実なものになります。
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>しかし、その願いは簡単には実現されません。
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>コンピュータのようにパカッと頭を開いて新しい部品を追加するわけにもいきませんし、ネットから最新のソフトウェアをダウンロードするわけにもいきません。私たちは、私たちの頭と共に生きていくしかないのです。
>しかし、まったく手の打ちようがないかというとそういうわけでもありません。「道具」が役になってくれます。道具を使うことで、頭単体では実現不可能だったことを成し遂げられるようになるのです。
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>力仕事ならわかりやすいでしょう。鍬、梃子、車輪、などを使えば、人の力だけでは成し遂げられないことが可能となります。大げさに言えば、そうした力道具たちは、人間の拡張をもたらすわけです。そうやって人類は、生活を拡大してきた歴史があります。
>頭仕事でも同じです。たとえばそろばんや電卓は、情報を「記録」してくれているおかげで、すごく難しい計算も成し遂げられるようになります。人間の計算能力を底上げしてくれるのです。
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>こうした頭道具(あるいは知的道具)を使うことで、頭の「使い方」を変えることができます。もっと「うまく」頭を使っていけるようになるのです。自分の頭だけで頑張るのではなく、頭と道具の共同作業で目的を達成する。そんな風に捉えてみるとよいでしょう。
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>ノートもそうした頭道具のひとつと言えます。
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>【目 次】
>はじめに
>Chapter 1 知的道具としてのノート
>「頭の中だけ」は限界がある/頭の使い方のサポート/気軽に、自由に使う
>Chapter 2 使い方のスタイル
>ノートの種類/罫線の意味/サイズ/紙質と使い心地/ページ/タイムスタンプの重要性/ナンバリングの利便性/貼りつける etc.
>Chapter 3 書き方のスタイル
>日記/作業記録/メモ(アイデアメモ)/講義ノート/タスクリスト/
>会議・打ち合わせノート/着想ノート/思考の整理/研究ノート/読書記録/ライフログノート/振り返りノート/フリーライティング etc.
>Chapter 4 ノートQ&A
>何からはじめるのか/いつ見返すか/記入量の増やし方/ノートの使い分け/デジタル情報とのつきあい方 etc.
>付 録 ノートをさらに使うためのブックガイド
>おわりに ノートを自由に使う