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『アウトライン・プロセッシング対談: ~アウトライン通りに書けないことは悪いことじゃない~』
(著) Tak. (著) 五藤隆介
ASIN:B07YW3NLFC
>アウトラインを作って文章を書いてみたけど、全然アウトライン通りの文章が書けない。でもそれって「普通」で「当たり前」のことなんです。
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>本書では、アウトライン・プロセッサ(アウトライナー)を1万時間以上利用し、アウトライナーだけをテーマにした本を3冊以上出版している著者に、アウトラインで本を書こうとして挫折したインタビュアーが「どうすればよかったのか」をじっくり丁寧に掘り下げて学んでいく「対談本」です。アウトライナーって便利そうなんだけどどうもうまく使えていない、という方や、アウトライン通りに文章が書けず困っている方、アウトライン・プロセッシング入門に感銘を受けた方に是非とも読んでいただきたい1冊です。
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>「実はWordってすごい便利なアウトライナー」って言われても「いやいやWordって言われてもそれは、、、」って思っている(私のような)人にもオススメしています。(Wordの印象変わりました)
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>▼目次
>Part 1 アウトライン・プロセッシング入門編
> アウトライン・プロセッシング入門
> アウトライナーの基本機能を満たしていれば何でもいい
> アウトライン・プロセッシングLIFE
> 上がって下がること=シェイク
> 「今現在動いているもの」を扱うツール
>Part 2 WorkFlowyとWordの両方があるおかげで長い文章が書ける
> WorkFlowyで長文は書けない
>  『理系の料理』とWorkFlowy
>  一般的な悩み
> WorkFlowy/DynalistとWordを使い分ける
>  前半ではWorkFlowyやDynalist、後半ではWord
>  Wordをメインのアウトライナーにして気づいたこと
>  最大の違いは見出しの扱い方
>  前半で構造を押し付けられると考えられなくなる
>  後半ではWordの特性が生きてくる
>  前半と後半では必要な機能が違う
>Part 3 Wordに移行するのはどのタイミングが最適なのか
> 前半から後半へ
>  前半の作業
>  後半の作業とWordへの移行
> 前半のアウトラインと後半のアウトライン
>  スタイルとアウトライン
>  後半の作業にWordを使う意味
>  再度、前半の意味について
>付録 「未使用」に落ちた会話の断片
> Dynalistで行頭の「点」を表示しない
> 考えるときは「点」があった方がいい
> 他のワープロでWordと同じことができるか?
> Scrivenerの話
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>▼はじめに(Tak.)
>本書の企画のきっかけは、2019年3月にごりゅごさんの地元名古屋に招いていただいた「アウトライン・プロセッシング入門セミナー」でした。
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>セミナーが終わって懇親会の会場へとぶらぶら歩きながら、「以前ポッドキャストで話した内容が面白いから本にしない?」という話をどちらからともなく持ち出したのだったと思います。ごりゅごさんもぼくも、同じことを考えていたのです。
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>そんなわけで、本書はポッドキャスト「ごりゅごCast」で3回にわたってアウトライナーについて対談した内容がベースになっています。
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>ぼく自身、アウトライナーについてはこれまでさんざん書いてきたのですが、言葉を尽くして語ったはずのことも、あらためて人に話してみると説明が足りていなかったことに気づきます。あるいは重すぎて(思い入れが強すぎて)語ることを躊躇してしまっていた話が口をついて出てきたりします。
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>というか、ごりゅごさんは聞き上手なんだ。
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>そこで引き出された新しい言葉たちをテキストにすれば、これまでとは違う形でアウトライナーについて伝えることができるのではないか。
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>実際、前半では『アウトライン・プロセッシング入門』と『アウトライン・プロセッシングLIFE』で書いたことが中心ですが、後半では長文作成、特にWordをアウトライナーとして活用することの意味など、まだ本には書けていなかった内容にも触れることになりました。
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>もちろん話した内容を文字に起こせばそのまま本になるというものではなく、文章化に多くの時間を費やすことになりました。読んで役に立つものにしたかったし、何よりも楽しくて読みやすいものにしたいということで、相当な加筆・修正を行なっています(その意味では本書は「ポッドキャストでの会話の記録」ではありません)。
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>そしてもうひとつ大事なこと。
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>多くの人にとって、セルフ・パブリッシングの最大のハードルは実は「表紙」ではないかと思っているのですが、本書ではフリーランスのデザイナーであり、ごりゅごさんの奥様でもある五藤晴菜さんが素敵な表紙を作ってくれました。
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>結果的には楽しくて読みやすくてかっこよくて役に立ってひとりでは決して作れない(そしてちょっと変な)本になったのではないかと思っています。新しい機会を与えてくれたごりゅごさんに、あらためて感謝します。
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>本書はPodcast「ごりゅごcast」で、延べ5時間以上にわたる対談を読みやすく編集したものです。
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