共同情報ボックスとしてのScrapbox
は、主要な
Scrapboxのプロジェクトを二つ有している(所属はもっとたくさんある)
蔵の下(プライベートで、複数人)
四象限erならば、当然他の組み合わせも考えたくなる
倉下忠憲' project(プライベート、個人)
?(パブリック、複数)
「プライベート、個人」は、当初から作っており、しかし入力の比率は、発想工房9に対して1くらいだった。公開して問題ないものならば、公開しておきたい、がスタンスだから。
で、「パブリック、複数」は以前から憧れがあった。そもそも、「複数」がこのScrapboxの良さでもある。しかも、ある具体的な企画を進める為の共同作業ではなく、文字ラジオのようにもっとふんわりとした場としての複数。
そうした憧れがありつつも、発想工房とプライベートメモのように、「どうせ使わないのではないか」などといった消極的な理由が思い浮かんでいた。「蔵の下もあるし」という感じもあった。
が、この文字ラジオにjoinして、とても楽しいことがわかったし、有用だと感じるものがあればそのときに発想工房にコピペすればいい(これがまた簡単なのだ)、とも気がついた。最近のScrapboxはプロジェクトの横断検索もできるので、プロジェクトが散らばっていても、そう大きな問題にはならない。
というわけで、前々から感じていた、「この人のScrapboxがスゲー面白いし、その人とLinkしあっていきたい(付き合いたいのScrapbox版)」を実現させるための場として、別の言い方をすると、発想工房に他の人を招くと面白そうだけども、あんまり入って欲しくない気持ちもある、というアンビバレントな状況に対応するために新しいScrapboxのプロジェクトを作った。
この文字ラジオと同じように、短い文章を主体として、「固有名詞を記述していく」ことを目的とする運用ではない方向を選んでいる。言い換えれば、一つの大きな箱を共有し、そこにそれぞれの人が自分の情報カード(京大型)を放り込んでいくような形。
万人がこのスタイルに適しているとは思わないが、公共空間をデザインしているわけではないので、汎用的でなくてもよいと開き直った。
もし、上のプロジェクトに書いてあることにLinkしたい(上の意味で)、自分も豆論文を提出したいという場合は、
までご連絡ください。
ここで書きたいことを少し書いたら参加したいです。こちらからのコピペしつつもありですかね?自分にとってはここと境界線があるようでないようなところになりそう。
コピペももちろんOKです。というか、そういうことを肯定するとすごくScrapboxが楽に使えるようになりました。排他的にしなくていい、という解放。
あるようでないようで、でもゆるやかに出てくるような気はしますね。流速や盛り上がりの期待値なんかでやっぱり人数の差は出てくるのかな~、と。
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いやほんと、共同運営scrapbox、discord、slack、そんで音声・動画メディア(収録だけじゃなく、ゲスト参加も含めると……)、いったいどれほどのアウトプット先を並列更新しているのか、見ていてびっくりです。
ほんとビックリです。
パブリック(公開)&複数とプライベート(非公開)&複数の違いですが、公開か非公開かというよりもテーマ(カテゴリー)があるかないかの違いの方が大きそうと感じましたがどうでしょう?もちろん公開できる情報と非公開の情報の違いはありますが、情報とカテゴリーが密接な関係にあるためかなと。
非公開単独だと、ローカルでTwitterをやっているようなものなので、書くための動機付けが湧いてこないことはありそうです。
逆に複数であれば、公開・非公開に違いはあまりなさそうです(ただし、明らかに自分しかアクセスしていないプロジェクトは除く)。
今の個人的な感触だと、自分が標準的に持っているテーマの粒度と、そのプロジェクトで想定されているテーマの粒度(カテゴリの粗さ)が合致していないと書きづらい、ということはありそうだと思います。
(トラックパッドの力作)
僕は、AとBの一つ上の視点がデフォルトのときに、Aがそのプロジェクトのテーマだとうまく書けない(書きづらさがある)感じです。
テーマがない、ということは原理的にありえないので(何かしら文脈は絶対ある)、あまり細かすぎるとしんどい、というところでしょうか。
テーマがないというのはプロジェクトに一貫したものとしてのテーマですね。プロジェクトにテーマがあると脱線しづらいという意味でしんどさがある。
ふと、このやんわりとしたプロジェクトは偏愛マップにも通づるところがあるなぁと。なんとなく共通した分野に興味がある人が集まるけど自由に語ると面白い広がりが見える