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ジェネラティブ・アート




>本書中の図版のほとんどは、とりあげているトピックと関連した私のジェネラティブな作品 の図ですが、それ以外のものは、息抜きとしてランダムに添えられています。これらのイメージのソースコードの多くは、http://abandonedart.org と出版社のWebサイトhttp://www.manning.com/GenerativeArt からダウンロードできます。これらもまたクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとに公開されているので、あなたがこれら作品を利用し、分析し、変更し、 ごちゃまぜにしたり、壊したりすることも大歓迎です。また重要なことは、あなた方にはそれ らをがらくたであると考える権利もあることです。
p.20より引用
なのでこの本に書かれていたサンプルコードのいくつかはp5.jsに書き換えて共有する予定

Part1. クリエイティブ・コーディング
ジェネラティブ・アートは秩序とカオスを融合させることで、いかにしてシステマチックなプログラムにカオスを取り込むかが肝心だと筆者は考えている。

理論と実践

>ジェネラティブ・アートは、アーティストが、自然言語の文法、コンピュータプログラム、機械、その他の手続な創意を用いて、芸術作品に対して何らかの自律性を働かせたり、その結果を生み出すようなシステム一式を用いて行う、芸術的な実践を意味している。

上記の説明は長い文章で正確に記述しているようだが、作者としてはこれでは不十分と思っている。
筆者は「ジェネラティブ・アートは光とピクセルのバレエで表せるような、自然な調和を捻り出そうとするカオスと秩序の力の間の、永遠で巨大な戦いの副産物に過ぎない」と思っている。

アートの概念は非常に脆くて、曖昧なものだから「アートとは何か?」という定義を避けたい。
だから、ジェネラティブ・アートについてもそうでないものから考えていく。

アーティストのためのプログラミング言語
Processingの紹介。
wintyo フロントエンドエンジニアはProcessingのコードからp5.jsに変換して試すのが良さそう

Part2. ランダム性とノイズ
カオスとの融合の第一歩で、単純な線や円にノイズを混ぜてアートを表現を紹介する章になっている。

線を引く間違った方法
様々なノイズを入れてみて変化を確認する。ただのランダムより、何か方向性を感じるようなランダムの方が良いと感じやすい。
random 関数を使った普通の擬似乱数
noise 関数を使ったパーリンノイズ
sin 関数、累乗を使った独自の乱数


円を描く間違った方法


次元を加える




Part3. 複雑性
創発


自律性








メモ
紙の本は白黒なのでビジュアル系の図がパッとしないのが残念(購入者のみのカラーPDFみるとかなり印象が変わる)
参考URL(abandonedart.orgなど)が古くて参照できないのが残念