>人は集中しようとする際「できるのは当たり前」で、「効率的に実力を発揮して最速でやる」つもりでいる。

> やる気があろうがなかろうがそのつもりでいるため、やる気が無いかやりたくない場合に苦しむ。

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> やる気はこの時点ですでに「なきゃいけないもの」であり、それを持っていない自分を責めるか、おかしいと思うか、向いてないと思うか、諦める。

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> ・やる気が無いのは二種類ある。

> やる気が無いか、「やりたくなさ」が「ある」かだ。実際の所は後者のほうが多い。

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> 嫌悪感、苦手意識、プレッシャー、学習性無力感もそうだし、これらは感情を伴う自動的に発生するものだ。これは時間が経つと「潮のように引く」。単純に嫌だと思えばそんなホルモンが出るが、いつまでも出っぱなしってわけじゃないため。

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> 感情的なものには大抵使える話だ。例えばアンガーマネジメント（怒りの管理）に於いては「６秒我慢しろ」とある。６秒でアドレナリン分泌のピークを迎え、後は落ち着いてくるからだ。

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> 潮が引くまで他のことをしてはならないのは、それをやったら逃避であり、「やりたくなさ」の勝利であり、次もまぁ、そうなるからだ。

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> 潮が引いたら退屈が来る。タスク以外にやることがない。

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> そして、人は根本的に退屈に耐えられない。外向だろうが内向だろうが暇があったら何かやる。

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> ・総じて「何もしなくてもいいが、何もしないままのほうが難しい」。どうせ退屈を持て余して、作業のほうがマシだとそのうち思うだろう。