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パースの哲学について本当のことを知りたい人のために
パースの哲学について本当のことを知りたい人のために


> プラグマティズムと記号論の関係解明、「パースの記号論はパースの論理学の主要な内容であって、プラグマティズムとは、パースの論理学における統制原理として始まったものである」という視点の採用をもって、巨人パースの全体像を鮮やかかつ平易に描き出す画期的入門書。プラグマティズムは記号論を背景として論じられるべきである!

復刊 決定
初版2017・最終版2017年
Amazon にはやって来ないようなので勁草書房のオンラインショップから購入した
2024/05/24
届いた
2024/05/25

目次
日本語訳への序文

第一章 生涯と著作
1-1 博識家の誕生
1-2 アウトサイダー
1-3 パース文書
1-4 学問の分類

第二章 数学と哲学
2-1 カントの数学に対する考え方
2-2 ものごとの理想的状態の厳密な研究
2-3 数学的推論
2-4 数学、哲学、論理学

第三章 現象学とカテゴリー
3-1 現象学
3-2 カテゴリーの導出

第四章 規範学としての論理学
4-1 論理学倫理学美学で基礎付ける
4-2 〈本能〉対〈理性〉
4-3 推論の基本的様式
4-4 演繹帰納
4-6 関係語の論理学
4-7 思考の幾何学:存在グラフ

第五章 記号論あるいは記号の理論
5-1 記号論の二つの学派
5-2 パースによる記号の定義
5-3 解釈項
5-4 対象
5-5 三つの疑問
5-6 記号の分類

第六章 科学哲学
6-1 探求の唯一の目的は信念を固めることである
6-2 信念を固める四つの方法
6-3 科学の境界設定

7-1 「観念を明晰にする方法」
7-2 プラグマティズムを証明する
7-3 プラグマティズムの格率のいくつかの適用

第八章 真理実在
8-1 真理実在を明確にする
8-2 探求の終結としての真理

第九章 こころ、神、宇宙
9-1 決定論批判
9-2 進化の三様式
9-3 自然法則の起源と本質
9-4 心、自我、人格
9-5 具体化された合理性の発展
9-6 神、科学、宗教

訳者解説
文 献
人名索引
事項索引
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