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ねじり鎌
from 2022/10
ねじり鎌


>根本的に解決する」ってこういうことじゃん。筆記試験なら正解を書けるくらいには理解していたと思うけれど、ふだんお仕事の場でよく言っている「根本的」という言葉の意味を、自分の両手の指先の感覚を通じて身体的に理解していく体験はおもしろい。これまで「根本的」という概念を「表層的」にしか理解できていなかったのかもしれないという皮肉。

根本的に解決するための技術や道具があったりする
それは過去、人類が積み上げてきた叡智だったりする
巨人の肩に乗る、ってやつだ



甲州弁ではこのタイプの鎌のことを「手鉋」(てがんな)と呼ぶ
一般的には「ねじり鎌」と呼ぶらしい
大工仕事の「鉋」(かんな)ではなく
> 明日は愛校作業があるから、手がんなか立ちがんなを持ってこうし
草を刈るのではなく土をかじる(甲州弁、標準語では「掻く」)ので「かんな」と呼んでいるのだと思う

「立鉋」(たちがんな)とは
長柄のねじり鎌のこと
立ったまま使える