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認知心理学
つまり、人が行う知的活動、たとえば物を知ったり、覚えたり、思い出したり、考えたりというさまざま活動が、認知心理学の守備範囲となる。
この認知心理学の特徴は、人間を複雑情報処理システムとみなして、人間がさまざまな情報をどのように処理しているのかを明らかにしようと考えることである(情報処理的アプローチ)。
いわば人の心を、脳というコンピュータで作動しているソフトウェアを考えるのである。
そして、人の心の働きを目に見える形でモデル化して、表現し(表象主義)、心の中で情報が伝達され、貯蔵され、処理されるようすを解明していくことをめざしている。