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生産消費者
Consumer消費者)とProducer生産者)を組み合わせた造語
未来学者のアルビン・トフラーが著書『第三の波』で用いた。
成熟した高度消費社会においては、マスプロダクトだけでは個人的に満足できる商品を見つけ出すことは難しくなっている。
既存商品に満足せず、自分の求めるものを手作りしようとする、クリエイティブ志向の消費者が生産過程に組み入れられることによって、生産と消費が一体化した新しいタイプの生活者が現れてきた。
例えば、自作パソコンを使う人などはまぎれもなく「プロシューマー」である。それ以外にも、携帯電話のペイントをしたり、システム手帳の中身を自分で作ったり、MDで自分専用のリミックスをしたり、日曜大工で本棚を作ったり…。
プロシューマーの出現、及びその拡大という現象は、20世紀大量生産大量消費という経済動向が通用しなくなっていくという事につながる。