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歴史観
どういう方法論で歴史を分析するのかということ。
字面としての意味だけならば、歴史を分析するときにどこに着眼するのかというだけであって、善悪好悪といった価値判断とはあまり関係のない話である。
このレベルでの歴史観の善し悪しとは、学問として役に立つか立たないかとほぼ同義語である。
が、実際には「歴史観」の語は「歴史を語る場合の価値判断基準」との意味で用いられる事が多い。
この用法が「過去の時代を現在の価値観で判断しようとする過ち」に基づいた逸脱現象なのか、それとも歴史学の本質に由来するものなのかは検討を要する。