基本の色彩語: 普遍性と進化について
膨大な対人調査と歴史言語学的再構による分析は文化人類学、心理学などの分野にも大きな影響を与えた。
はじめに
1 データ、仮説、および全般にわたる知見
1.1 方法
1.2 基本の色彩語の定義
1.3 基本の色彩語を色刺激ボードにマッピングする
1.4 基本の色彩語の普遍性
1.5 言語間vsインフォーマント間の変動
1.6 色彩カテゴリーの焦点色vs境界線
2 基本の色彩語の進化
2.1 基本の色彩語彙と技術・文化の複雑さ
2.2 基本の色彩語の進化における7段階
2.3 典型的システム
2.3.1 第1段階システム[黒色、白色]
2.3.2 第2段階システム[赤色の導入]
2.3.3 第3段階システム[緑色もしくは黄色の導入]
2.3.4 第4段階システム[黄色もしくは緑色の導入]
2.3.5 第5段階システム[青色の導入]
2.3.6 第6段階システム[茶色の導入]
2.3.7 第7段階システム[8、9、10、11の色彩語を持つシステム]
2.4 基本の色彩語の内的再構
2.5 疑わしいケース
3 データ
3.1 第1段階システム
3.2 第2段階システム
3.3 第3段階システム
3.4 第4段階システム
3.5 第5段階システム
3.6 第6段階システム
3.7 第7段階システム
4 結果の要約と推論について
補遺
補遺1 試験的に調査した20言語の色名とマッピング
補遺2 色彩語彙の発達──理論化の100年
補遺3 アルファベット順のサンプル言語、段階、色彩語数、情報の典拠
補遺4 言語の正字法の標準文献
原註
参考文献
訳者解説
索引