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位階
長く官職にあった者や特に功績のあった者などに与えられる 栄典の一。
元来は官人の序列で、推古天皇11年(603年)の冠位十二階に始まり、大宝令とこれを改定した養老令の位階制が長く行われた。
皇族の親王は一品(いっぽん)から四品(しほん)までの四階、諸王は正一位から従五位下まで一四階、臣下は正一位から少初位下(しょうそいげ)まで三〇階とした。
明治22年(1889年)以後は一位から八位までの正・従合わせて一六階となり、第二次大戦以降は故人にのみ与えられるようになった。