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上山春平
海軍見習士官として特攻兵器回天(人間魚雷)に搭乗した。
京都大学人文科学研究所助教授をへて、1968年同研究所教授。
初期の関心はプラグマティズムの研究にあったが、その後日本文化論に移り、日本の仏教、国家、自然についての論考を多く発表した。
中尾佐助佐々木高明らと照葉樹林文化論を提唱、日本の基底文化を生態学的にとらえる視点を打ち出した。
日本国憲法下の象徴天皇制を,古代以来の天皇制の通例の姿として擁護している。
桑原武夫今西錦司ら京都大学人文科学研究所の共同研究の全盛期を支える役割を担った一人で、ジャーナリズムから梅棹忠夫梅原猛らとともに新・京都学派と呼ばれることもあった。