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ベン図
ベン図とは、全体集合を四角形で表し、その中に、部分集合を円形で表した図のことである。
イギリスの数学者・論理学者であるベン(John Venn)によって考案された。
ベン図は、命題の真理値を視覚で把握できるという特徴がある。
ベン図を作成する際の規則として、部分集合である円は他の円と必ず交差すること、他の円に完全に含まれないことなどが挙げられる。
なお、部分集合が1つの場合には、この限りではない
また、円の一部、または、全部が、四角形(全体集合)からはみ出すことはない。
ちなみに、ベン図に似た図に、オイラー(Leonhard Euler)が考案した「オイラー図」がある。
オイラー図では、部分集合どうしが交差しないもの、他の円に完全に含まれているものなどが作成できる。
全体の構造や性質、要素の帰属について考える際に用いる。