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コメント付け
コードコンプリートによると、コメントには次の 5 種類がある。
すなわち、
1. コードの反復
コードのしていることを違う言葉再表現したもの。
読み手の読む量を増やすだけで、何ら価値がない。
2. コードの説明
複雑なコード、トリッキーなコードを説明するもの。
3. コードの目印 (マーカー)
開発者が作業途中であることを示すためにつけるもの。
4. コードのまとめ
何行かのコードをまとめて一つか二つのセンテンスにする。
こうしたコメントは単なるコードの反復のコメントより有益である。
なぜなら、コードの走査を迅速にできるからである。
まとめのコメントは、コードの原作者以外の人がコード変更をしようとするときに、とくに役に立つ。
5. コードの意図の記述
意図を表すコメントは、コードの目的を説明するものである。
意図コメントは、解法レベルよりも問題レベルの側に立ったものである。
例えば、/* get current employee information */ は意図コメントであり、一方 /* update EmpRec Structure */ は解法レベルでのまとめのコメントである。
以上のうち 2 種類のコメントだけが完成されたコードに許されている。
それは、意図コメントまとめコメントである。