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05286-181013 出張の持ち物、詰め方、選び方

下記の記事を書いたところ、ご質問をいただきました。

himan いつもどのようにパッキングされているのか、も気になります^_^
shio どのように、とは、どういったあたりをお答えすればよろしいですか?
himan 曖昧な書き方ですみません。いつも沢山の荷物をコンパクトにまとめられていましたので、入れ方のコツとか教えていただきたいと思っていました。


shio なるほど、入れ方のコツですか。
あまり参考になるお話ではないかもしれませんが書いてみます。


まず第一に荷物をゼロにする、あるいは荷物を一切持たないというところから思考を開始します。

1. パスポート
2. 薄いマネークリップ(紙幣とクレジットカード)
3. iPhone(および充電ケーブル、アダプタ)
eチケットはiPhoneの中

だけあれば、どこに行っても授業、メイル、書類、原稿など全業務と生活、そして撮影や投稿ができます。
これがミニマム。すべてポケットに収まりますから、手ぶらでOK。
それに加えてなにを持参するか。


そこで、現地での行動を脳内シミュレイションし、その行程で「確実に使う」アイテムをピックアップします。そのほとんどは普段日常生活で24時間のどこかで常用しているアイテムです。特別なものは何もありません。


「もしかして必要かも」というもののほとんどは実際には使う機会がありませんので、持ちません(阿蘇製薬の「クイックパッド」だけ例外)。本当にどうしても必要になったら現地で買えばよい。それも旅の思い出です。でもそういう経験はほぼありません。

持参するものが決まったら、それがピッタリ収まるバッグを選びます。そのためにリュックは2リットル刻みで複数所有しています。


服はクローゼットに畳んでしまってあるものをそのままリュックに入れるのが基本です。かわるビジネスリュックの場合は平らな面に縦に敷けばかさばりません。その上に(ということは背中側に)、あるいは衣類の布の間にデジタル小物類を平らに配置すればクッションになりますし、位置が動かず安定します。

他のリュックの場合、2通り。まず衣類が少なければ背中側に敷きます。カンボジアに行くとき、持参する衣類はシャツ1枚、ポロシャツ1枚、ふんどし1枚だけなので、この方式です。その前のスペイスに機材を縦に納めます。

一方、もう少し衣類が多いときは全てまとめてクルッと丸めてリュックの底に置きます。リュックの下半分が衣類、上半分にカメラや機材を乗せることになります。

バッグは荷物にピッタリサイズであることが大切で、それより大きいと中で荷物が踊るため、身動きが取りにくくなります。旅行中、荷物は増えませんから。

お土産は原則として買いませんが、買っても帰りに手で持てる袋一つまで。


といった感じです。特段、詰め方に工夫はありません。
持ち物の体積のほとんどがカメラ関係とMac//iPad関連なので、カメラとレンズで立体パズルをする感覚。うまく収まるとバッグが小さくなるので軽快です。

写真はリコーGR II
モンゴル日本法センターの先生方からご馳走になったしゃぶしゃぶ。
大変美味しく、お腹いっぱいいただきました。ご馳走さまでした。