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許可を得るよりも許しを請う方が簡単だ
諸説あるようだが、COBOLの開発者として知られるグレース・ホッパーが述べたとされる言葉
> It's easier to ask forgiveness than it is to get permission.
上記記事にもあるように日本語では「許可を求めるな謝罪せよ」の訳が広まっているが、ニュアンスを捉えきれていないと思うので元の"It's easier to ask forgiveness than it is to get permission."を直訳する方が好きですね
> 「事前に許可をとることを待っているより、とにかくやってしまえ。問題があれば後から相手の寛容に訴えて許しをもらうという態度のほうが、なんにもやらないよりはるかに簡単だ。」
「許可を求めるな謝罪せよ」だと(組織として)誰かが誰かに言っているような印象を受ける
個人の心構えとしてはいいけど、上司や先輩といった上の立場の人が持ち出す話ではないと思う
そもそも正規の手続き(=許可)を楽にするのが上の立場の責務だし、正規の手続きとして許可を不要としたならば謝罪する必要はない
実際謝罪するだけでは済まないもの(お金や法律にかかわることとか)もあるし
すぐに質問しやすい雰囲気を作ったり、失敗してもナイストライとフォローしたり、ここまでは許可は不要だと明示的に権限移譲したりすることで判断基準を養成していった結果として生まれるものだろう
というわけで「許可を求めさせるな、謝罪させるな」でやっていきましょう