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Clean Architecture

基本情報
書籍名: Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
著者: Robert C. Martin (著), 角 征典 (翻訳), 高木 正弘 (翻訳)
ページ数: 352
金額: 3,200+税
発売時期: 2018/7/27
Amazonリンク: https://amzn.to/2RpkH8C

ステータス

本の概要
本書「序文」より
> アーキテクチャのルールはどれも同じである!
> 書いているコードが変わらないのだから、どんな種類のシステムでもソフトウェアアーキテクチャのルールは同じ。ソフトウェアアーキテクチャのルールとは、プログラムの構成要素をどのように組み立てるかのルールである。構成要素は普遍的で変わらないのだから、それらを組み立てるルールもまた、普遍的で変わらないのである。


本の感想
アーキテクチャが何の目的のものなのか、なぜ重要なのか、から分かりやすく説明している
> (1章 P34)ソフトウェアアーキテクチャの目的は、求められるシステムを構築・保守するための必要な人材を最小限に抑えることである。
> (21章 P196)アーキテクチャの目的: 優れたアーキテクチャユースケースを中心にしているため、フレームワーク、ツール、環境に依存することなく、ユースケースをサポートする構造を問題なく説明できる。改めて戸建ての計画を考えてみよう。建築家の最大の関心事は、家がレンガで作られていることではなく、家が使用可能であることだ。実際、建築家は計画がユースケースを満たしていることを確認したあとで、施主が外装材(レンガ、石材、木材)を選択できるように苦心している。
コードはあまり登場しない
具体的になにかを作る本ではない
ごくまれに、C, C++, Java, アセンブラが登場する
コードが登場しないということは、抽象論ばかりで具体的なことが書かれていない?
システム開発の経験者であれば、「経験したつらい開発」を思い出すのに十分な具体的な情報がある
具体的な説明になるように、建築のメタファーが多用されている

お勧めの読者
具体的なコードよりも、アーキテクチャの目的を知りたい人

扱っている分野

動機、価格
入手日: 2018/7/28
入手金額: 3,456円
入手フォーマット: 紙
入手動機:
アーキテクチャというタイトルでどんな内容を紹介するのか知りたい
良質なアーキテクチャを知りたい
動機は満たされたか: はい

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