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ログ出力
Pythonの場合、一般的にはloggingを使ってログを出力する。
複数のサーバーのファイルにログを保存している場合、ある時刻のログを見るには複数のサーバーにログインしてそれぞれのログファイルからその時刻のログを探さなければいけない。ある時刻にエラーがあった、と利用者から問い合わせがきたとき、エラーの内容とその前後のログをみるのは大変めんどくさい。
そこで登場するのがログサーバー。また役割を分離して別サーバーにするわけですね。
ログサーバーは、各サーバーから送られてくるログを集約して、1箇所にまとめて保存する。ログサーバーのログをみれば全ての情報が時系列に保存されている。
古くは、syslogを使ってログサーバーとしていた。今もできる。
最近だと、fluentdlogstashでログを一箇所に集約する方法が人気っぽい。

systemdjournaldのログ出力先設定をログサーバーにする、といったことができるんじゃない?)

ログサーバーがあれば、複数サーバーのログを時系列に一括表示できる。
また、ログの集計もできる。ある日の1時間ごとの404エラーの発生回数などを集計できる。
あるいは、5分ごとの500系エラーの発生回数を集計して、10回を超えた場合にはサーバーに何かの異常が起きているとみなしてアラートを上げる、といったことが可能になる。アラートをサーバーの管理者に通知することで、早めに手を打てるようになる。

ログ収集とは別に必要なのが、Sentryサービス。

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