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心に響くことだけをやる
自己啓発系セミナーでよく出てくる話。
非常に心地よい響きがする。
まるでマリファナとかモルヒネみたいに。
非常に自己完結(調和)している。
理性は却下されている。

しかも、そのようにすれば、あたかも成功が確約されているというニュアンスがある。
もしうまくいかなくても、「それああなたの本当に心に響くことではなかったんです」という無敵の理論が使える。

響きだけで言えば、ときめきによる整理に似ている。

前提に、自分ことは自分が一番よく理解している、がある。
相当に疑わしい。
自分がこうだと思っている自分は、体験の総体としてとしての自分は、環境との相互作用で変化していく将来の自分とは一致しない。
ただ、その時点で「自分が自分だと思っている自分以外は自分としては認めない」という姿勢に移行すれば、予言の自己成就が成立する。