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失敗例から学べること
>現在の成功例を知るだけでは、その例が持つ意味も見えづらいものです。むしろ成功例が導かれるまでの失敗やダメだった仮説やアイデアを見ておいたほうが、自分がものを考えるときの参考になる。なぜなら、これから自分が未知の現象に遭遇したとき、同じように試行錯誤する必要が出てくるわけですから。その際、成功例しか知らないと、思考の枠が狭まってしまうと思うんですね
『哲学史入門II: デカルトからカント、ヘーゲルまで (2) (NHK出版新書 719)』の「特別章 哲学史は何の役に立つのか 山本貴光さんより。

自分がものを考えるときの参考になる(成功例しかしらないと思考の枠が狭まってしまう)
自分が未知の現象に遭遇したときには、自分で試行錯誤する必要がある(誰も答えを知らないこと)