マニャーナの法則におけるプロジェクト
>まず、プロジェクトの定義ですが、プロジェクトの完了には、段階的な仕事の達成が必要となります。つまり、第8章でも説明したように、プロジェクトは複数の「タスク」に分解することが可能であり、必要ならその「タスク」もプロジェクトと考えて、さらに分解することができます。
さらにプロジェクトは以下の二種類に分類される。
継続作業のプロジェクト
複数要素のプロジェクト
継続作業のプロジェクト
長期間にわたり繰り返される行動によって構成される
行動そのものがプロジェクトの主体
語学の習得、楽器の練習
本を書き上げる、試験にパスするなど
一つの行動を繰り返す
ファースト・タスクには向かない
毎日、一定の時刻を決めて取り組むのが一番
短時間で済むならば、デイリータスクに加えるのもよい
長期にわたりコミットすることになるので、数を追わず本当に必要なものだけを選択する
複数要素のプロジェクト
目標達成に必要な複数の要素で構成されているもの
行動ではなく目標達成が大切
マーケティング・キャンペーンの立案、書籍のレジュメの作成
構成要素「タスク」に分解するのが一番
そのタスクをタスク・ダイアリーに書き込んで実行する
簡単なタスクは明日のページに記入すればいい
手のかかりそうなものはさらに分解して、何週分かのページにちりばめる