>20世紀の社会科学では、人口の心理的充足感が「幸福=ハピネス」というひとつの概念で測られていた。それに対して、幸福をかたちづくる構成要素を分けて見てみよう、というのが[ェルビーイングの考え方になる。たとえば、「ポジティブ心理学」で知られる心理学者のマーティン・セリグマン博士は、以下の5つの要素によって人間の幸福はかたちづくられると提唱している。