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『組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには (光文社新書 1311)』
(著) 中原翔
出版社 :光文社(2024/5/15) ISBN:4334103227
>組織不正は、いつでも、どこでも、どの組織でも、誰にでも起こりうる。なぜなら、組織不正とは、その組織においていつも「正しい」という判断において行われるものだからだ。組織不正を行わない方が得策と言えるにもかかわらず、組織不正に手を染めてしまう企業が少なくないのはなぜか。燃費不正、不正会計、品質不正、軍事転用不正の例を中心に、気鋭の経営学者が組織をめぐる「正しさ」に着目し、最新の研究成果を踏まえて考察。

>“つまり、組織的に「正しさ」を追求すること、そしてそれが組織内において合理的であると考えられている場合には、組織は盲目的になりやすく組織不正が生じやすいと言えるのです。そして、それは「危うさ」の姿ではなく、誰が見ても「正しさ」の姿をしている場合も多々ありうるのです”