『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』
>「在野研究者」とは、大学に属さない、民間の研究者のことだ。
>現役で活躍するさまざまな在野研究者たちによる研究方法・生活を紹介する、実践的実例集。
>本書は、読者が使える技法を自分用にチューンナップするための材料だ。
第六章「新たな方法序説へ向けて」を再読。
吉川浩満さんと
山本貴光さんによる六章の中で、専門研究家とディレッタントの対比が紹介されているが、専門研究家が行う真理の探究でもなく、ディレッタントが求める教養ある社交のためでもない、実務的・実際的な知の営みも一つの区分けとして作れるのではないか。
自覚として自分がやっていることは、そういう感じの行為である。