『今を生きる思想 ジョン・ロールズ 誰もが「生きづらくない社会」へ (講談社現代新書 2743)』
>現代政治哲学の起点となった主著『正義論』を平易に読み解き、ロールズ思想の核心をつかむ!
>●「多様性を認めながら対立をなくす」ことのジレンマ
>多様性の尊重と対立の回避のどちらかを諦めるのではなく、両方を取るためには、社会の構造(仕組みやルール)についての、何かしらの工夫が必要です。そして、そのような工夫を見つけ出すことこそが、ロールズの課題でした。『正義論』においてロールズが取り組んだのは、まさにこの問題、すなわち、人々が多様なアイデンティティをもっており、正義についても異なる意見を持っている、ということを前提にした上で、それでも正義が成立するとすればどのようなものとなるのか、という問題です。
>はたして私たちは、社会の中の答えのない対立を、乗り越えることができるのか。その問題を解く手掛かりが、ロールズの『正義論』の中にあります。これから全四章に分けて、そのことをみなさんと一緒に見ていきたいと思います。――「はじめに」より
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>現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
>3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)
>テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
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