『リサーチのはじめかた ――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法 (単行本)』
>スタンフォード大とUBCの教授が18年かけて磨き上げたリサーチの極意、待望の翻訳!
>読書猿氏推薦!「知はすべて「あなたの感想」から始まる」
>最もむずかしいのは、リサーチをはじめる前の段階だ。
>学生からビジネスパーソンまで、課題に取り組む全ての人必読!
>「⾃分にとってほんとうに重要な問い」をどうやってみつけるか、
>その問いを他人と共有するために、どのように書き、研究を設計するか、
>〈⾃分中⼼の研究〉を楽しくおこなう⽅法を、演習問題を交えてやさしく講義する。
>これ一冊で何度でも使える、一生モノのリサーチガイド!
>研究はとても楽しい。ひとつには、少なくとも理屈の上ではなんでも研究できるからである。 しかし、だからこそ人は途方に暮れてしまう。
>その答えはこうだ──まさにいま、きみが立っている場所からだ。
>本書の柱をなすのはふたつの命題である。ひとつ、最初にいくつかの条件を適切にクリアすれば、研究は人生を変えるような経験になりうる。ふたつ、研究に着手するさいに最も重要なのは、自分の中心を見つけることである。研究とはたんに問題を解決する作業ではなく、そんな問題が存在することすらきみが──そして他の人々が──知らなかったような、そういう問題を見つける作業でもある。(・・・)自分はなにが研究したかったのか、それをきみに教えられるのはきみ自身だけ、ほかのだれでもない。「なにを研究するか」という問いに答えるには、鏡をじっくり見つめるしかないのである。
>イアン・ジョンソン(ピューリッツァー賞受賞作家、ジャーナリスト)
>「学生にとっても、学生を教え、助言し、指導する人にとっても、同様に価値のある本である」
>スティーブン・E・ガンプ(プリンストン大学、Associate Director of Fellowship Advising)
>ダレン・スウィーパー(モントクレア州立大学、図書館司書)
>「これまでに読んだリサーチ技法についての本の中で、最高の本のひとつ」
>「どのように研究を始め、次に何をすべきか。この最大の問題に対して、マラニーとレアは、スマートで読みやすく、思いやりのあるガイダンスを詰め込んだ、小さな宝石のような本を私たちに与えてくれた。読んで、使って、また読もう」
>ウィリアム・ジェルマーノ(クーパー・ユニオン教授)
>第 1 部 自 分 中 心 の 研 究 者 に な る
>問いに飛びついてはいけない(問題をとらえ損なうことになる)
>‣やってみよう――問いと問いを結びつける問題を特定する
>一次資料とその使いかた(あるいはシリアルの箱を読む五〇の方法)
>‣やってみよう――一次資料をシリアルの箱と同じように扱う
>‣やってみよう――資料を用いて点と点を結ぶ(ただし鉛筆で)
>‣やってみよう――無から資金を生み出す(正式な研究計画書を作成する)
>‣反響板――信頼できるメンターに研究計画書を読んでもらう(だたしこれが予備的なものだと理解している人に)
>‣やってみよう――きみの集団を探す(二次資料検索)
>‣やってみよう――「仲間言葉」を見つけて書き換える
>‣反響板――計画案の一般用語バージョンは意味が通るか?
>分野を読んでかれらの問題を知る:「文献レビュー」を再考する
>‣やってみよう――「きみの問題はなに?」書店を開く
>‣やってみよう――きみの〈分野〉に合わせて書き直す
>自分の言いたいことを理解する――〈第1稿〉を書く
>‣やってみよう――新しい問題を見つけて新しいプロジェクトを始める
書評記事