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『アマチュア思想家宣言』
梅棹忠夫さんの論文。
国会図書館で閲覧できるかな。

>職業的思想家は「思想を論ずる」のが商売である。そこでは一貫性やら体系やらが必要だろうが、それにたいしてアマチュアにとっての「思想」は「つかう」ものである。「思想」をあくまで「つかう」立場でかんがえれば、思考や行動は自由で柔軟なものになる。なにも特定の「思想」に忠義立てするにはおよばない。しょせん「プロ的体系主義」と「思想つかい」のアマチュアとはちがうのである。アマチュアは既成のあれこれの体系のなかから都合のいいところをとりだして組み合わせてつかえばよい。「ばらばらにしたら意味をうしなうのは体系のほうなんで、要素のほうは組みかえたらちゃんとつかえる」のであって、べつだんプロの真似をするにはおよばない。 

>「ばらばらにしたら意味をうしなうのは体系のほうなんで、要素のほうは組みかえたらちゃんとつかえる」
ここは断片からの創造にまさにフィットする。